では、吸引型はどのようにしてウイルスを除去するのでしょうか ① 「静電HEPAフィルター方針」は、以前マスクで説明した方式と同じ原理で、静電HEPAフィルターの静電気でウイルスをフィルターに付着させる方式で、多くのメーカがこの方式です。 ② 「光触媒フィルター方式」は酸化チタン(TiO₂)に紫外線や可視光LEDを照射することで、OHラジカルや活性酸素を生成し、ウイルスや有害化学物質を酸化分解させ、最後は水や二酸化炭素にする方式です。(これは日本人の発明発見です) ③ 「電気式帯電方式」は吸引する空気にイオンを放出し、ウイルスやカビ菌をマイナスに帯電させ、プラスに帯電したブレードに吸着させる方式。(定期的に掃除が必要)
本社のTです
拝啓、
新春の候、新型コロナの感染拡大の中、皆様は如何お過ごしでしょうか。
「Go to トラベルやGo to イートを進めながら不要不急の外出は控えろ。」「5人以上の会食はするなと言いながら、政治家は会食OK。」挙句の果ては「緊急事態宣言」。
マッチで火をつけて、ポンプで火を消すような政策。総理大臣も与党も野党も大混乱(最初から分かっていたような気がするけどね)。
結局、自分の身は自分で守るしかないということで、マスク、手洗いに続いて「空気清浄機」のお話をしたいと思います
「空気清浄機」は日本の十八番で、ペンダント型から個人用、家庭用から事務所や病院用といろいろな種類が出ています。
まず、空気清浄機は下表のように「放出型」と「吸引型」の2種類に分かれます。
吸引型は、空気を吸引し、フィルターにウイルスやカビ菌を吸着させ、清浄化した空気を放出する方法。
放出型は、イオンやオゾンを放出して、浮遊するウイルスやカビ菌を不活性化させる方式。
機種によっては、両方の機能を兼ね備えているものもあります。
では、吸引型はどのようにしてウイルスを除去するのでしょうか
① 「静電HEPAフィルター方針」は、以前マスクで説明した方式と同じ原理で、静電HEPAフィルターの静電気でウイルスをフィルターに付着させる方式で、多くのメーカがこの方式です。
② 「光触媒フィルター方式」は酸化チタン(TiO₂)に紫外線や可視光LEDを照射することで、OHラジカルや活性酸素を生成し、ウイルスや有害化学物質を酸化分解させ、最後は水や二酸化炭素にする方式です。(これは日本人の発明発見です)
③ 「電気式帯電方式」は吸引する空気にイオンを放出し、ウイルスやカビ菌をマイナスに帯電させ、プラスに帯電したブレードに吸着させる方式。(定期的に掃除が必要)
次に、放出式はOHラジカルを放出する方式とオゾン(O₃)を放出する方式があります。
④ プラズマクラスターはOHラジカルを放出し、ウイルスの水素原子(H)を抜き取り不活性化させる方式です。光触媒フィルター方式とよく似ていますが、光触媒はフィルター上でウイルスに作用させる方式ですが、プラズマクラスターは空中で作用さる方式です。(これも日本人の発明発見です)
⑤ オゾンは酸素原子が3個繋がっている不安定な気体で、ウイルスの水素原子と余った酸素原子を結び付け、ウイルスを不活性化させる方式です。オゾンは不安定ですので、時間がたてば酸素(O₂)になり安全です。
但し、低濃度のオゾンは人体に影響は無いのですが、高濃度になると目や喉をいためるので、信用のあるメーカを選ぶ必要があります。
オゾンは壁、ドアノブ等に付着したウイルスも不活性化させるため、人がいる時(勤務時間)は低濃度のオゾン、無人になると、高濃度のオゾンで除菌を行っている病院や事務所もあるようです。
では、どれが一番よいのか
家庭用では、吸引型と放出型を両方兼ね備えている機種が良いかと思います。また、家庭用ではスペースの関係もありますので、加湿機能の付いた機種も候補に入れてはどうでしょう。
事務所用も、吸引型と放出型を両方兼ね備えている機種が良いと思いますが、加湿器と空気清浄機は機種を分けた方がメンテナンスが容易と思います。
個人用ですが、私も何とか手に入れようとしているのが、ペンダント型のプラズマクラスター発生器又はカルテック社製の光触媒式空気清浄機です。
バスのドライバー、電車バス通勤のサラリーマンには必須アイテムかと思います
さて、お時間になりましたので、この辺で
今日も、皆様にとって掛け替えのない一日でありますように
敬具